御用学者の講演によって子どもたちに健康被害が広がることを黙ってみている訳にはいきません!!
御用学者本人に対して、声をあげましょう!
御用学者を招へいする自治体に対して、声をあげましょう!
危険をあおることが目的ではありません。
今ある危険を作為的に偽装・隠蔽し、現実を直視しないことを危険だと思います。
御用学者の講演内容を真に受けて、「何も気にしなくったって大丈夫だよ」って自衛手段を放棄することによって、子どもに将来被害が出ることを何としても回避したい!
以前、中学生を対象に開催された御用学者の講演を聞くことがありました。
あまりに残念な講演だったので、すぐに抗議文を送りました。
(前略)
最後に、昨日の講演について愚直な感想をお伝えさせてください。 非常に不躾なこととは知りながら、悲痛な抗議文です。
感想
◎ 「子供たちの心の不安を取り除き安心を与える」、という目的においては、お金の例えを使って分かり易く説明され、一定の効果があったと思います。
◎ 一方で、「子供の安全を守る為に適切な助言・アドバイスをする」、ということにおいては殆ど無力であったと思います。
子供たちが身を守る為の知恵を殆ど与えてくれませんでした。
・内部被爆の危険リスクは大きいことを説明して、手洗いうがいの励行を促すこと
・雨どいの下、どぶ、吹き溜まりなどは放射線量が高いことを説明して、近寄らないとか、どぶに落ちたボールは水で洗うことを教えること
など、少し意識をするだけで、リスク回避できる知恵は、教えてあげてほしかったです。
◎ 専門家の発言は素人の発言とは重みが違う分、伴う責任も重大です。
・「より安全」を選んでリスク回避する努力は必須であり、国も「1mSvを目指す努力をしましょう」と言い換えました。
にも拘らず、医療被曝の例などによって危険リスクを過小評価する様に「誤魔化し」、「今のままでも安全」というような発言は、子供の安全確保を無視した許されざる発言です。
・「正しく知って正しく怖がる」には賛成ですが、正しく知ることを妨げ、歪曲した解釈、都合のよい解釈を押付け・説明された子供たちは、講演によって生まれた新たな被害者だと思います。
・もし昨日の講演内容を真に受けて生活行動すると、子供たちの被爆量は増えるのではないかと思います。
*「先生が安全だって言ってたもん」って言って、今まで気をつけていたことなどを放棄してしまった場合の話です。
◎結論を最後に持ってきましたが、私は本当に昨日の公演内容が残念でなりませんでした。
表面っ面の見え透いた誤魔化しで「安心」を与えるような振りをして、結果的に子供の被爆を増やすようなことしか出来ないのなら、「百害あって一利なし」です。
被害が増える一方なので、あんな講演しか出来ないのなら、外には一切出てこられないで頂きたいと思います。
本気で子供の健康を考えているのなら、「危険リスクについて正しい知識の広報」、「安全確保の為の役立つ生活情報の広報」など専門家立場でしかできないことはたくさんある筈です。
(後略)
講演者に対して怒りも感じましたが、(あんな講演を聞かされて、もし彼らの被爆量が今後増えるかもしれないことを考えると)中学生が可哀想に不憫に思えて、残念でなりませんでした。
もし講演の後で質疑応答・コメントの場が設定されていたら、(中学生の質問枠の後で)一番に手を挙げて、(子供達の被爆をミニマムに抑える為に)追加情報をインプットさせて頂いていました。
校長先生が引継いでお話されていた間中、「(ご講演内容を否定することなく)短時間で何を如何に効果的に伝えられるか」一所懸命考えていました。
3・11を機に一斉に引上げられた(後出しじゃんけんの)安全基準で安全宣言されても「じゃぁ今までの基準値ってなんだったの?」ということで、信用していいいものか不安に感じるのは当然です。 その一方で、「自分が過剰反応しているだけ?」という思いで具体的な解決手段が見つからない方、或いは、実際に個人で学校や行政に問合せをして「個人の声はなかなか届かない」ことを実感されている方も多くいます。 「子どもたちに安全なものを食べさせ、安全な環境を保障してやる為に何をすべきか?」知恵と力を集結し、考え・行動していきましょう! 私たちにできることはあります。 「内部被爆をミニマムに抑えるには普段の生活の中でどんなことに気をつけたらいいの?」など身の回りレベルの知恵を共有していきましょう。 埼玉県・川口市の様に外部被ばく線量の上限値に関して独自の安全基準を定めた自治体もあります。 子どもの安全を守る為には、学校や行政など他人任せではなく、例外なく全ての大人が主体性を持って考え・行動することが何より大切だと思っています。 みんなでつながっていきましょう!
2011年8月9日火曜日
市・教育委員会とのやり取りの記録
これまでの市・教育委員会とのやり取りの記録です。
<6月27日 教育委員会へメール送信>
市のHPより、訪問して相談したい旨を連絡しました。 その時に、以下の「親仲間を集めようと思って作った文書」を添付しました。
これがきっかけです。
~いま一度、子供の安全について考えてみませんか?~
成長段階の子供を持つ親たちは皆、3・11の原発事故発生以来、子供の安全を第一に考えて判断・行動してきていると思います。
地産地消の名の下に学校給食に汚染地域の食材が安全性が確認・担保されない状態で使われていることに反対意見を持っていて、学校・市教育委員会と双方的な議論の場を設けたいと思っています。
子供の安全を確保したいと思う中で、以下の様なことを感じています。
◎食物から放射性物質自体を体内に取り込む内部被爆は、レントゲンなどの外部被爆に比べて危険性は圧倒的に高く、可能な限りの回避努力を尽くすべきです。
◎国の定める安全基準はそもそも信頼をおいて良い数値ではありません。
●国が定める安全基準は事故発生後に急遽引き上げられたり、新たに設定されたりしました。
・年間被爆限度: 事故前は国際基準に準拠して1ミリシーベルトであったものを20ミリシーベルトに変更
・水道水放射線基準値: WHO基準10ベクレルの20倍の200ベクレルに設定
●これは福島県民の集団疎開にかかる費用やその後の東電・国の補償問題などの経済的な都合を考慮して勝手に引き上げられたもののようです。
つまり、子供の安全を犠牲にして経済的な利害が優先された背景があり、そもそも信用してはいけない数値です。
◎被爆の危険性については、確率論的な取り扱いしかできず、「これ以上/以下の被爆量で病気になります/なりません」ということではなく、「・・シーベルトの被爆量で病気になる確率が・・%上がります」という微妙なことしか言えません。
これを逆手に都合の良い解釈をつけてはいけません。
◎間違いのない事実は、①放射能は遺伝子を損傷する為に特に成長段階にある子供への健康被害は大きい、②チェルノブイリ事故の影響は25年たった今なお大きな傷跡を残していて、幼少時代に被爆した親の子供世代に健康被害が及んでいます。
◎放射能は目に見えず・匂わず・感じることが出来ないことだからこそ、また、数年単位で遅れて発症する状況を今時点で想像しにくいからこそ、然るべき知識を身につけて意識ある判断・行動で、子供の安全を守ってやりたいと思います。
◎安全であるにも拘らず根拠のない噂によって買い控えに遭うことを「風評被害」というのであって、安全が保障できない今回のケースには当てはまりません。
放射能汚染による被害の責任は全て東電にあります。
地元農家の方を含め損害を被った方は東電に対して集団訴訟を起こして損害賠償を求めることになるのではないでしょうか。
地元農家の経済事情を守る為に、将来を担う子供の健康を犠牲にしようという筋違いな非常識は許されません。
学校・市教育委員会(その他関係者)と協力して子供達の安全を考える、良いきっかけにしたいと思っています。
宜しくお願いします。
2011年6月18日
松本克也
(以上)
以下、(ご担当者・回答者のお名前なしの状態で)学校健康課からメール返信頂きました。
<6月28日 教育委員会からメール返信>
このたびは,貴重なご意見をお寄せいただき,ありがとうございます。
本市教育委員会では,毎日,「大気中の放射線量」,「上水・降下物の放射性物質量」など「環境放射能水準調査」結果を把握する他,国や県の考え方を踏まえ,本市災害対策本部において検討した上で対応しております。
さて,ご提案のありました6月30日(木),7月1日(金)の面会につきましては,すでに両日とも会議や出張等の予定が入っておりますので,日程を確保するのが難しい状況です。つきましては,改めて日程を調整させていただきますので,ご都合のよい日をお知らせくださるようお願いいたします。
また,放射能の問題は全市的に対応している問題であり,関係部署も多岐にわたりますので,教育委員会だけで回答することができないものも多いと考えられますが,とりあえず今回の面会では教育委員会の担当者がお客様のお話を伺うこととさせていただきますので,あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。
(以上)
電話でアポ取、7月7日に初回のミーティングを設定頂きました。 その前6月30日に市議との相談で市役所に行く用事があったので、顔合わせ挨拶しました。 また、以下のメールにて相談項目を事前にお送りしました。
<7月6日 教育委員会へメール送信>
学校健康課 (担当者お名前を削除)様
こんにちは 標記の件、ご相談させて頂いています松本克也です。 明日の訪問に際して、事前ご連絡差し上げます。
明日の訪問では、以下の3つを目的に考えています。
1)市の安全確保の考え方・施策について紹介頂き・理解を深める。
特に、(十把一絡げの)国からの指示とは別に、(地域事情を踏まえて)県・市独自に取組んでいる(取組む予定の)内容についてお聞きしたいと思っています。
2)(これからの対話・相談の結果として)宇都宮市独自の施策を検討・実行する場合、どんな手順を踏んで進めていったら良いか、留意点なども含めて教えて頂く。
3)各種情報交換: 他の都道府県での取組み事例の紹介、 各種・専門家からの発信情報 をさせて頂きたいと思います。
では明日、よろしくお願いいたします。
松本
最後に、是非、共有させて頂きたいと思う参考情報をお送りします。 特に1件目にお目通し頂ければと思います。
◎福島原発事故における被ばく対策の問題-現況を憂う(その1/2) 2011/07/01
西尾正道[国立病院機構北海道がんセンター院長(放射線治療科)]
http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20110701/276174/?ST=rebuild
http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20110701/276189/?ST=rebuild
☆放射線医療の専門家お立場で、切実な思いを真っ当なバックデ-タと共に語っておられます。
説得力があり、強いメッセージを感じました。 子供を守る立場にあるより多くの人に見て頂きたいと思います。
◎香山リカ:「日本は心をひとつにして頑張った」を美化し過ぎるのは「危険」 2011/05/26
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110519/270551/?P=5&ST=rebuild
香山リカ:原発事故対応で官邸の無能がさらけ出されたのは、能力の問題だけではなく「過覚醒状態」に指導者が陥ったから 2011/06/09
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110603/272553/?P=1&ST=rebuild
香山リカ:「原発事故報道を見たくない」人が激増! ――心の防衛機構「解離」が指導者層にまで浸透している現状は「きわめて危険」 2011/06/23
☆心理学的見地から、震災復興に対処する人々の心理状態/気をつけるべきことを解説なされています。
私たちが「子供の安全を守る」活動をするにあたっても、多くの方の立場・責任・利害があって、それぞれの人間心理が働いていると思います。
少しでも相手の気持ちに沿うことが出来たら、物事はよりスムースに動くかと思います。
(以上)
2時間半近く話をさせて頂いた結果を、(少し荒っぽいですが)以下にまとめています。
<7月7日 相談会議事と感想コメント>
<議題1>
市の安全確保の考え方・施策について紹介頂き・理解を深める。
特に、(十把一絡げの)国からの指示とは別に、(地域事情を踏まえて)県・市独自に取組んでいる(取組む予定の)内容についてお聞きする。
回答:
・国や県の判断に基づいて、行動している、というのが全ての基本回答。
例えば、外部被ばく線量については、「地元・下岡本のモニタリングポスト@20mで測定して20mSv・年を基準に安全を確認している」とか、
給食については、「国の基準で出荷制限のかかっていない食材を使って、従来通り地産地消の食材調達をしている」など。
・市独自に取組んでいる内容:小中学校を含む市内各所での空間線量の測定。 現在計画中の独自施策はなし。
感想:
・学校は市教育委員会に、市教育委員会は県や国に責任を押付けるだけで、危機管理意識が欠如しており、自己の意思で考え・行動を起こす気概が見られない。
<議題2>
(これからの対話・相談の結果として)宇都宮市独自の施策を検討・実行する場合、どんな手順を踏んで進めていったら良いか、留意点なども含めて教えて頂く。
回答:
・組織体系を明確に示してもらえず、今回の相談案件がどのルートで/どんな日程で検討・判断して貰えるのか分らず、後日回答事項として残して頂きました。
・大よそ教えて貰ったルートは以下のような具合です
市役所の市民の相談窓口:
①教育委員会・学校健康課(給食グループ、体育グループなど)
⇒ ②同・課長(災害対策本部と連携)
⇒ ③教育長(教育委員と連携)、(市役所内)部長会議で起案・承認後、市長に起案頂く
⇒ ④市長に判断・決済頂く
*市議のご協力を得た場合のルートは、市民の相談窓口:
①市議と直接相談、9月議会に起案頂く
⇒ ②市長に判断・決済頂く の様になるのでしょうか?
感想:
・市民から受けた相談・要望の決済のルートや日程感覚すら把握できていない方に相談しても、正確かつ迅速に市長まで声が届く保証が全くない。
①多くの人を介する為に伝言ゲームなる怖さ、
②各ジャンクションで差し戻しがあった場合の日程遅延、
③上層ミーティングの開催頻度(月1定例会など)による日程遅延、などが気がかりです。
⇒ 教育長との直接相談を希望して回答を待っています。 また、決済のルートや日程についてもう少し明確な回答を貰える様、後日回答事項として残して頂きました。
<議題3>
各種情報交換: 他の都道府県での取組み事例の紹介、 各種・専門家からの発信情報 をさせて頂く。
感想:
・私が提示した幾つかの資料を見て頂いた一方で、所謂御用学者(?)の講演を聞いておられる様で、例えば『自治医科大学の菊池先生や獨協大学の・・先生は安全だって言ってましたよ』と仰っていました。
ただ、合点のいかない点について質問すると、途端に回答に窮される状態で、(私も到底人のことは言えないですが)ただの「安全神話」の受け売りだと思いました、、。
<その他要望>
・Hot Spotの測定と広報をお願いしました。
◎概要:
市内3小学校の校庭中央@50cmと各種HotSpot(雨どいの下など)で、日を変えて雨後と晴天時に空間線量を測定する。
◎目的:
校庭中央数値は大差なく安全レベルにあっても、特に雨後のHotSpotは気をつけないといけないよ、
ということを周知してほしい。
意識の高い幼稚園では、既に柵を設置して子どもを被爆から守っていますよね。
・給食に関しては基準の見直しなど、今後議題に上げさせて頂くよう、話しました。
(以上)
その後、一向に連絡届かず、電話で催促もしましたが「もうちょっと待って下さい」としか回答して頂けませんでした。 そこで、とうとう痺れを切らして以下、メールを送りました。
<7月20日 教育委員会からメール返信>
宇都宮市教育委員会 学校健康課
学校保健体育グループ (担当者お名前を削除)様
学校食育グループ (担当者お名前を削除)様
宇都宮市教育委員会 学校健康課
課長様
いつもお世話になっています。
7月7日(木)にご相談をさせて頂いから既に2週間が経ちますが、いまだ回答を頂けず、状況説明など一切の連絡がありません。
子どもの安全に関わることなので、なるべく迅速な対応が必要であることを説明させて頂き、(担当者お名前を削除)様にもご理解頂いているものと思っていました。
また、11日には再度、電話で念押しお願いをさせて頂いておりました。
複数持ちかけた案件について、どれ一つ回答を頂くことなしに、2週間も放置されるとは、全く想像していませんでした。
ご相談案件の回答には、検討に日数を要するものや、もっと早く回答できるもの、様々であるかと思います。
少なくとも、状況の説明や回答予定日の連絡ぐらいは、最低限の行為として身につけて頂きたいと思います。
正直、あまりにも杜撰な対応に、怒りを通り越して呆れを感じます。
明日そちらに伺いますので、まずはしっかりと状況説明下さい。
相談を受けて頂いてから今日に至るまで、どのような検討を頂いてきて、今どんな状況にあるのか、いつ最終回答頂けるのか、ご説明下さい。
先日も電話口で「申し訳ありません」と仰っていましたが、謝罪は一切必要ありませんし、聞きたくもありません。
具体的に動いてください。
なにか仰々しくお考えで、構えてられていては、市民と行政が協力・行動することが出来ないのではないでしょうか?
ご相談に当たって先にお送りしていた内容、改めてお送りします。
◎子供の健康・安全の確保は、なにものも天秤にかけることの出来ないかけがいのないもので、大人全員が真剣に考え・取組むべき課題だと思っています。
◎学校や教育委員会に判断・行動・責任の全てを委ね、自分は無関心・無責任でいるつもりはありません。
◎また一方的な不満や不安を、関係部署に対して持ちかけるつもりもありません。
◎あくまで「子供の安全を守る」、その目的の為に、親・先生・教育委員会その他関係するみんなで考え・行動したい、と考えています。
宜しくお願いいたします。
松本克也
その直後にメール回答が届きました。 果たして偶然の一致だったようです。 電話連絡も貰いました。
<7月20日 教育委員会からメール返信>
過日は大変貴重なご意見をいただき,ありがとうございました。
話し合いの中で,松本様から出された質問について下記のとおり回答させていただきます。
まず,教育長との面会についてでありますが,市民の皆様のご意見は,適宜,担当課が窓口としてお受けすることとなっております。また,案件の内容によっては課内や局内全体で情報共有したり,他の部署と連携をしたりして対応しております。このように,私ども公務員は役割分担をしながら組織で動いておりますので,教育長と個人的に話し合う場を設けることは行っておりません。今回の案件につきましては,学校における放射能問題は教育委員会学校健康課が,その他,放射能問題全般は市災害対策本部が対応させていただきますので,ご理解いただきますようお願いいたします。
次に,施策決定まで具体的な経緯の説明についてですが,このことにつきましては案件の内容や緊急性によって経緯は様々であり,施策の決定者や日程を一律に説明することができませんが,放射能の問題のうち,市の方針に係るものについては,市災害対策本部において決定しております。
地方行政は国や県の方針・基準を基にして,全体を考慮しながら施策を進めるところでありますので,市民の皆様からいただいたご意見がすべて施策として具現化できるということではありませんので,ご理解いただきますようお願いいたします。
次に,学校敷地内にあるホットスポットの調査についてですが,6月29日より市独自に実施している市内14箇所の空間放射線量測定に加えて,学校等における測定について,現在,検討しているところでありますが,測定にあたっては文部科学省が示した測定方法で実施する予定です。
次に,子どもが放射線被曝から身を守るための学校における教育についてですが,さまざまな情報が交錯する中,放射能の問題については人それぞれの価値観や判断基準が様々であることから,子ども達が混乱を招くことがないよう,各学校において適切な情報をもとに指導に努めているところであります。
次に,広報活動として市による放射能対策に関する説明会の開催についてですが,この件につきましては,教育委員会だけではなく市全体に関わる問題であるため,ご要望について関係課に伝えさせていただきます。
最後に,学校健康課と特定の保護者様との話し合いの場を持つことにつきましては,その内容や必要性を踏まえて検討いたします。
本市では,今後も引き続き,原発事故の状況や放射線量に注視しながら,適切に対応してまいりますので,ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
学校健康課 (担当者お名前を削除)
回答内容は全く振るわず、7月7日に会って話した時と殆ど進歩がない! 「2週間かけて、結果こんな回答しかできないのか、、、 」役所って、公務員って、縦割り行政って、こんなものなのか、、。 これまで届け出以外の用事で役所に行ったことがなかった僕には、全てが初めての経験で、想像できないレベルのひどい対応にびっくりしました。
<7月21日 教育委員会訪問>
メールだけでは真意が伝わらない、特に記録に残るメール文書では書きにくい本音部分の説明も聞けるだろう、という思いで、再度アポ取りし21日に訪問しました。 会って直接説明頂かずには当然納得いかない気持ちでした。
このとき以降、学校保健体育グループ、学校食育グループの係長が同席・対応頂くようになりました。 そして、ざっくばらんの本音トークができるようになり、役所の仕組み・内情についても少し理解できるようになりました。
<7月29日 教育委員会訪問>
会のキックオフミーティングでまとめた要望書をもって伺い、市民の声として「こんな心配を抱えている親がいる」、「こんな要望の声が上がっている」ということをお伝えしました。 内容について真摯に傾聴頂き、会としての今後の活動の進め方についても、若干の参考コメントをお聞きしました。
<7月29日 教育委員会よりメール回答>
松本 克也 様
本日は,お世話になりました。
最後にお話のありました,松本様からの資料(注:要望書含めたキックオフミーティング資料、意識調査)についてですが,情報提供という形でこちらで引き取らせていただくことになりましたので,こちらにいただける資料だけで結構ですので送付していただければ幸いです。
お忙しいところと存じますが,どうぞよろしくお願いいたします。
いただいた資料については,各関係所管課とも情報を共有してまいります。
学校健康課 (担当者お名前を削除)
<7月29日 教育委員会へメール送信>
学校健康課
(ご担当者名前削除)様
本日はどうもありがとうございました。 資料(注:要望書含めたキックオフミーティング資料、意識調査)お送りします。 どうぞ宜しくお願いいたします。
今日、お聞きしよう/ご相談しようと思って忘れたこと、が1つずつありました。
こちらからお電話差し上げますので、いつ・だれ宛にお電話すればよいかご連絡下さい。
宜しくお願いいたします。
◎質問:上下水の汚泥の行方・処理
高濃度に汚染された、上下水汚泥はどうなっているのでしょうか?
一箇所に集めて保管? どこに? というような状況、教えて下さい。
◎ご相談:勉強会の企画
市民向けの勉強会・講演会を企画頂く事は可能でしょうか?
講演に来てほしいと思う原子力関係の専門家(大学の先生など)は結構たくさんいます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
松本克也
<8月2日 教育委員会よりメール回答>
松本 様
7/29のメールにてご質問のありました件について以下のとおり回答します。お返事が遅くなり申し訳ありません。
■上下水道の汚泥について
上下水道局 下水道施設管理課 (633-3374)にお問い合わせください。
■市民向け勉強会・講演会の企画について
この件につきましては,全庁的な問題のため,広報広聴課あるいは危機管理課にお問い合わせください。
学校健康課 (担当者お名前を削除)
<8月4日電話相談>
関係部署の方を集めて話す場を設けて頂けることになりました。
日程調整がなかなか難しいのだと思います。 8月8日現在、連絡なし。子どもの安全を守りたいと思う気持ちで、利害はぴたりと一致しています。
真摯な気持ちはきっと通じる!
所信忘れず、諦めない・失望しない・主張すべきは主張する スタンスでいこう ^O^
2011年8月6日土曜日
食の安全: お魚@ベニマル
産地表示に関して
簡単に産地偽装ができてしまう法律*なので、測定結果を見てやばいもの(こうなごなど)は産地が違えど、子どもに食べさせることは控えるのが賢明だと思っています。
*水域表示、水揚げ表示のどちらでもよく、汚染水域でとった魚を遠くの漁港で水揚げして、港のある都道府県表示でスーパーに並べることができます
昨日ベニマルに行くことあったので、鮮魚コーナー見てきました。
「三重県産の小女子」と「国産」とだけ表示されているひじきが気になったので、お店の人に聞いてみました。
昨日問合せ、本日、本社からの回答という形で電話回答貰いました。
水域偽装の危険性が存在することも伝え、昨日「そうですね」とも仰ったのですが、「水域表示は考えておらず、今後も水揚げ表示」であることが伝えられました。
ひじきに至っては「国産であるということしかわからず、どこの水域で採られたものかわからない。」ということでした。
ご担当の方の対応は丁寧で、消費者に危機意識も汲み取ったご様子でしたが、会社全体としてなんともお粗末な状態です。
いや、お粗末という以前に、消費者の健康に直結する食の扱いに無神経であることは、もはや企業責任を問われるレベルの話ではないでしょうか?
簡単に産地偽装ができてしまう法律*なので、測定結果を見てやばいもの(こうなごなど)は産地が違えど、子どもに食べさせることは控えるのが賢明だと思っています。
*水域表示、水揚げ表示のどちらでもよく、汚染水域でとった魚を遠くの漁港で水揚げして、港のある都道府県表示でスーパーに並べることができます
昨日ベニマルに行くことあったので、鮮魚コーナー見てきました。
「三重県産の小女子」と「国産」とだけ表示されているひじきが気になったので、お店の人に聞いてみました。
昨日問合せ、本日、本社からの回答という形で電話回答貰いました。
水域偽装の危険性が存在することも伝え、昨日「そうですね」とも仰ったのですが、「水域表示は考えておらず、今後も水揚げ表示」であることが伝えられました。
ひじきに至っては「国産であるということしかわからず、どこの水域で採られたものかわからない。」ということでした。
ご担当の方の対応は丁寧で、消費者に危機意識も汲み取ったご様子でしたが、会社全体としてなんともお粗末な状態です。
いや、お粗末という以前に、消費者の健康に直結する食の扱いに無神経であることは、もはや企業責任を問われるレベルの話ではないでしょうか?
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